• mina-tsukuyomi

体質に合ったオイルの選び方

最終更新: 2月21日




ご訪問ありがとうございます。


月詠のminaです。


先日は4月上旬並みに暖かい日があったかと思えば、今日はまた一段と冷えますね。

生花は長持ちするので良いのですが。。




さて、今日は体質別オイルの選定について、書いていこうと思います。


アーユルヴェーダの浄化療法(パンチャカルマ)は、多岐に渡ります。

●油剤療法(スネーハナ)

●催吐療法(ヴァマナ)

●瀉下法・下剤法(ヴィレーチャナ)

●浣腸(バスティ)

●発汗法(スヴェーダナ)

●経鼻療法(ナスヤ)

●瀉血法(ラクタモークシャ)


などなど、おどろおどろしい名前のものばかりですが(笑)

この油剤法(スネーハナ)といのが、アーユルヴェーダサロンで最も提供されているメニューかと思います。アヴィヤンガやシロダーラ、カティバスティなどオイルを使ったトリートメントを指します。


油剤法とは、全身にオイルを塗ることと、体の組織をしなやかに柔軟にするためにオイルを内服することです。これによりアーマ(未消化物、毒素)を自然に外に流れ出るようにします。

サイトにも記載しておりますとおり、アーユルヴェーダでは何よりもオイルを重要視しています。薬草を煮出したオイルあるいは精油を使うため、アロマトリートメントと何が違うの?と聞かれるのですが、体質によってオイルの種類、量、温度を使い分けることが最大の相違点だと思います。


求心性か遠心性か、という違いもあるのですが、これまでいろんな先生方に質問してきたものの、納得いく答えが出てこなかったので、ここでは言及しません。


|ヴァータ体質に適したオイル|

ヴァータ体質の方は、乾燥していて、冷たく、不規則で荒いという性質があるため、もっともオイルトリートメントに適しています。

お店にいらっしゃるお客様もやはりこのタイプが多いです。

ただ、サロンにいらっしゃるお客様は健康意識の高い方が多いのですが、健康のためにオイルは極力控えている、という方も多いです。油分の多い体質の方はそのほうがいいのですが、ヴァータ体質の人は、外からも内からもオイルを摂取することが大切です。

現代人はヴァータが乱れている方がとても多いです。

風のように忙しく走り抜け、思考をしない時間はなく、ファストフードやスナック菓子やクッキーやエナジーバー、パンなど、あるいはサラダだけ野菜ジュースとサンドウィッチだけ、などパサパサ乾燥したものや冷たいものを摂る傾向があります。湯船に浸からずシャワーのみ、露出の多いファッションなどもそうですね。

肌は乾燥しがちで、髪にパサつきがある、顔色が悪い、便秘がち、万年冷え性、眠りが浅く、不安になりやすいという方は、もしかしたら生活習慣を見直したほうが良いかもしれません。


良質なオイルは体に潤いを与え、不安定な精神を落ち着かせる働きがあります。

乾燥と冷えは体だけではなく精神的な部分にまでかかわるものなのです。


ヴァータ体質は乾燥性を持つ属性なので基本的にオイル全般合いますが、最もポピュラーなのはセサミ油です。ミネラルが豊富で肌に滋養を与え、保護します。香ばしい香りがするごま油ですがそれは焙煎しているものなので、マッサージに使用するのは色のついていない無臭のものを選び、キュアリングしてから使用します。色のついていないセサミ油はスーパーにも置いてあることが多いので手に入りやすいです。

ヴァータ体質の方はオイルを塗っても吸収するので、たっぷり使用します。温めたオイルを使うことも大切です。


|ピッタ体質に適したオイル|

ピッタ体質はオイリーで熱く強烈であり、水分を多く含んでいるので、リラックスを促し、穏やかにさせるようなマッサージが必要です。

ピッタ体質は、痒みを持つ方が多いので冷性の質のオイルを選びます。ココナッツ油、オリーブ油がおすすめです。ココナツオイルは冷性で炎症や皮膚の感染症に効果があるといわれています。こちらも独特の甘い香りがあると思われがちですが、合成香料を加えない限り、油自体に匂いは全くありません。食料品店に置いてあるココナッツオイルは香りがついているものが大半なので注意が必要です。オイルの温めは必要ないタイプですが、混合タイプの冷え症のピッタ体質には温めて使用します。温めすぎず、ぬるま湯くらいの温度にします。


|カファ体質に適したオイル|

カファ体質は水と地の元素からなるので、冷性・湿性・遅性・重性を優勢に持っています。ですので、加湿・乾燥・軽性・刺激性をもつ療法でバランスをとることが大切です。

カファ体質には停滞した代謝と体液の流れを刺激するために、一番激しいタイプのマッサージを必要とします。早くて、激しいような動きが適切です。

オイルは温性のもので温めて使います。マスタード油、スイートアーモンド油がおすすめです。マスタード油は辛味でぴりっとし、鬱血した組織を破壊すると入れています。肺の上への湿布に適していますが、腹部の痛みにも向きます。

ただ日本人には少々刺激が強い可能性があるので、スイートアーモンド油かセサミ油を使用するのが無難でしょう。温性のもので温めて使う、ところまではヴァータと同じですが、ヴァータ体質にはたっぷりのオイルを使用するのに対し、カファ体質にはオイルの量は最小限で、その代わりに発汗作用や利尿作用のある精油の量を増やします。



そのほか、ホホバ油やギー(バターから不純物を取り除いたもの)はどのタイプでも使用可能といわれています。


お店での施術だけでなく、セルフケアの一環としてもオイル選びのご参考になれば幸いです。


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